コンビニでバイトデビューをしようと思う人は多いと思います。コンビニは身近ですし、高校生や大学生も働いているイメージがありますもんね。
しかし、いざコンビニでバイトを始めようと思うと、コンビニの仕事ってなに?どんなことをするの?コンビニならどこも仕事は同じ?シフトはどう決まるの?
などなど、わからないことがたくさん思い浮かびますよね。
そこで今回は、コンビニの仕事内容、面接対策から初出勤、研修期間に至るまでコンビニバイトを始める前に知っておきたい9のことをお伝えします。
コンビニバイトの主な仕事内容と覚えること
・レジ打ち
レジ打ちはイメージできますね。普段コンビニやスーパーなどに買い物に行ったときに清算する作業です。
コンビニは通常の商品のレジ打ち以外にも、公共料金の支払い、宅配荷物の受付、切手やはがきの販売などスーパーのレジ打ちよりも少し多くのことを覚える必要があります。
しかし、最近はレジも新しくなり操作も簡単になってきているので、それほど身構えなくても大丈夫ですよ。
スマートフォンを使うことができればレジ打ちもできます!
・情報端末の操作、コピー機の操作
コンビニの情報端末機とは、ファミリーマートならFamiポート、ローソンならLoppi、セブンイレブンならマルチコピー機というチケットなどを予約する機械です。
こちらを使用したことがある人はわかると思いますが、情報端末機の手順に従って操作すればいいだけなので簡単です。
しかし、初めて情報端末機を使用するお客様が使い方がわからないという時にサポートする必要があるので、一通りの使い方を覚えましょう。
・品出し
お客様が商品を手に取りやすいように、少なくなった商品の補充をすることです。
・清掃
トイレや駐車場、店内のモップかけ、キッチンの清掃業務です。
・ファーストフードの調理
唐揚げやおでん、肉まんなどの簡単な調理です。
温めるだけの誰でもできる作業なので安心してください。
以上がコンビニの基本的な仕事内容です。
しかし、ファーストフードの調理はミニストップがすこし大変です。
ミニストップは「いつも、できたてのおいしさが食べられる。くつろげる空間が、そこにある。」というのをコンセプトにしているので、唐揚げなどの揚げ物は注文が通ってから揚げる。ほかにもソフトクリームやパフェなどの調理もあるので、簡単な飲食店のようなサービスをします。
コンビニバイトの面接対策
コンビニのバイトなんて受ければ受かるでしょ!なんて甘い考えをしていたらあっさりと落とされますよ。
ファミリーマートで店長を務めていいた人によると、合格率は10%ほど…
かなり低いですね…
面接がそんなに厳しいのかと言われるとそんなことはないです。では、なぜこんなにも合格率が低いのかというと、多くの人が面接の対策をしてこないからなのです!
では、どんな準備が必要かというと
・事前の店舗チェック
・履歴書
・志望動機
・働きたい時間や曜日
などです。
面接に行くときの服装は、普段着で構いません。しかし、ボロボロのズボンや、よれよれのシャツ、サンダルなどで行くのはやめましょう。
最低限きちんと清潔感がある服装で行きましょう。
面接対策については、ファミリーマートの元店長に詳しく教えて頂いたので、こちらの記事もチェックしてみてください。
コンビニのバイト面接に提出する履歴書の書き方
初めてバイトをするときは、履歴書の書き方ってよくわからないですよね。
履歴書の紙を見てみると、日付・氏名・年齢・住所・連絡先・写真の貼付・学歴・職歴・免許・趣味等・健康状態・長所・短所・志望動機・本人希望記入欄・保護者欄…
なんか書くことがいっぱいありますよね。
履歴書は空欄を作らない、字が苦手でも丁寧に書くのが鉄則です。基本的な履歴書のルールはこちら
住所や学歴の書き方はともかく、問題は志望動機ですよね。
志望動機は面接でも必ず聞かれます。「家から近かったから」「お金が欲しかったから」などよく聞きますが、これは好ましくありません!
ミニストップなら、ソフトクリームを作ってみたかったなど、店舗の特徴を入れるといいと思います。
コンビニバイトは高校生に向いているのか
コンビニのバイトは高校生もすることができます。もちろん高校の校則でバイトがオッケーの場合に限りますが。
高校生がコンビニバイトをするのには、メリットとデメリットがあります。
デメリット
・学業、部活との両立が難しい
・友人と遊ぶ時間が減る
メリット
・お金が稼げる
・社会経験が積める
・自分の世界が広がる
・新しい友人ができる
週に3、4日もバイトを入れると学業や部活がおろそかになってしまう学生が多いです。
特に体育会系の部活をしている方は体力的にも厳しく、授業中に寝てしまうなんてこともあるみたいです…
バイトをするのはいいですが、バイトの入れすぎで学業をおろそかにしてしまってはいけません。
部活動もやっているなら週に2日ほどのシフトで十分にお金が稼げると思います。
コンビニバイトのシフトの組み方
「一日2時間」や「テスト前だからシフトを減らしてほしい」こんな要望にも応えられるのがコンビニバイトのいいところです。
とはいえ、すべてが希望通りに行くとは限りません。コンビニで働いている以上、コンビニの店長が困っていたら助けてあげましょう。
店長を助けて、信頼関係を築くことで、今後のシフトの希望も通りやすくなりますよ。
コンビニは基本24時間営業なので、時間によって働いている年齢層が違います。
午前中から午後にかけては主婦層、夕方から夜にかけて学生、夜から朝にかけてはフリーターや大学生、シニア層と店舗の立地にもよりますが大体こんな感じです。
最初は同い年くらいの人と一緒に働くのが気持ちも楽だと思います。
コンビニバイトの服装や身だしなみ
コンビニでバイトをする時はユニフォームが支給されます。ズボンは自分で用意する場合もあります。
髪型については金髪はダメ、明るい茶髪はダメ、アクセサリーは基本禁止など店舗によってルールがあります。
ファミリーマートは2018年6月より茶髪でバイトをするのがオッケーになりました。店長の采配によって多少ルールが変わるので、面接のときにしっかり確認をしましょう。
また、ミニストップでは食品を扱うことが多いため、帽子を着用します。
帽子から髪の毛が出ると衛生上にもよくないので、しっかりまとめるように指導されます。
コンビニのバイトはブラックなのか
コンビニがブラックバイトという人がいますが、そもそもブラックバイトとはなんだかご存知ですか?
ブラックバイトとは
・休憩時間がなく、サービス残業を強いられる
・ノルマを課せられ、ノルマをクリアできない分は買い取りを強要される
・ミスをするとペナルティを課せられ、給料をひかれる
・給料が支払われない
などです。
大手のコンビニでこのようなことはほぼないといっていいでしょう。
時給に関してはファミリーマートは1分刻みで時給が発生するという超ホワイトバイトです。
2016年にセブンイレブンが15分単位の時給の支払いで叩かれたようですが、今は改善しているようです。
ミニストップはソフトクリームなどを失敗しても「買い取れ!」なんていうことはありません。
もちろん、わざと失敗を繰り返したり、無駄にしたら話は別ですが…
近年ではおでんに指を突っ込むなど、バイトテロと呼ばれているものが各地で起こっているので、バイト店員の方が店にとってブラックなんじゃないかと思うくらいです。
コンビニのバイトを始めたら絶対にバイトテロをしてはダメですよ!
コンビニバイトの初出勤
コンビニに限らず、バイトの初出勤は緊張しますよね。
緊張するのは当然です。ほとんどの人が緊張するので、気にしなくて大丈夫です。
それよりも、初出勤時には挨拶をしっかりするようにしましょう。
「今日からお世話になります○○です。最初はご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご指導をお願いいたします」これだけ言えれば大丈夫です。
返事は「はい!」わからないことがあれば「すみません教えてください」
そして教えて頂いたら「ありがとうございます」帰るときは「お疲れさまでした」最初は仕事ができないことが多いのは当たり前ですが、挨拶、返事はできなければいけません。
挨拶、返事さえしっかりできれば、今後の人間関係も良好になり、スムーズに仕事を覚えることができますよ。
初出勤時の持ち物については合格の連絡がきたときにアナウンスされますが、メモ帳とボールペンは必ず持っていきましょう。
私はバイト初出勤の時にメモ帳とボールペンをもっていかなくて、先輩に「え?もってないの?」とお前非常識だな…と思われた苦い思い出があります…
教えられてことは必ずメモをするという習慣を身につけてください。多少は仕方がないこともありますが、同じことを何回も教えるのは教えるほうも大変です。
コンビニバイトの研修
コンビニバイトの研修期間はシフトによっても変わりますが、およそ3か月ほどです。
研修中の時給は50円~100円程度低くなるのが相場ですが、これは店舗に確認をしましょう。
コンビニのバイトは接客業です。「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」という基本的な挨拶から始まます。
レジ打ち、揚げ物、機械の操作、納品、掃除研修期間中にすべて教わります。
10時間くらいもすればレジ打ちはマスターできると思いますよ
わからないことは研修期間中に遠慮なく聞いてしっかり身に着けてくださいね
始めてのバイトにドキドキしますが、新しい出会い、新しい仲間、新しい知識…いろいろなものが手に入ります。
お金はもちろんですが、何よりも社会経験が大きな財産になりますよ。
新しい一歩を仲間と共に歩んで行きましょう!