セブンイレブンのアルバイトは他のコンビニアルバイトと比べて覚えることが多く、大手チェーンストアの中でも難しいという話を聞いたことがある人もいるかもしれません。コンビニ業界のトップであるというステータスもそれを裏付けているような気もしますよね。
でも実際に働いてみるとどうなのでしょう。「思っていたよりもラク」「想像より大変…」これからアルバイトをしようと考えている高校生の方などは特に不安だと思います。
その不安を少しでも解消できるように、元セブンイレブンのスタッフである私が、これだけは覚えておいたら大丈夫というポイントを3つご紹介します。
特殊な業務はほとんどなし!基本業務をしっかり行おう!
セブンイレブンでのアルバイトでこれだけは覚えておきたいポイントとして、特別な業務はほとんどありません。ローソンのようにコーヒーを手作りすることもなければ、ミニストップのようにファーストフードを調理する必要もなく、特にこれをマスターするようなものはないので、初めての方でも安心です。
ですが、それが理由で他のコンビニと比べて覚えることが少ないわけではなく、レジ打ちや品出しはもちろん、セブン独自のネット通販やフライヤー、コーヒーマシンの操作・洗浄方法などやらなければならないことは少なくありません。もちろん、どれも基本的な業務の一つなので続けていけるうちに誰でも覚えられるでしょう。
「nanaco」の仕組みを覚えれば大丈夫!セブンだけの電子マネー
セブンイレブンでバイトすると必ず覚えることとしてnanacoカードの取り扱いが挙げられます。これはセブン&アイ・ホールディングスが展開している電子マネーの一つで、ポイントが溜まったり、チャージすることでそのまま代金を支払う仕組みを持っています。ファミリーマートで使えるTポイントカードと似ていますね。
なぜ、これを覚える必要があるのかというと、100%このカードを使用するお客様から質問を受ける機会があったり、ご入会をオススメする場合があるからです。
私がセブンイレブンでアルバイトを始めた時は、お恥ずかしながらnanacoカードの存在を知りませんでした。当初は説明を受けてある程度は分かったものの、レジ業務の際にお客様から「クレジットチャージ」についての質問を頂いたときに答えられず、サポートセンターのご案内でその場をしのぎました。
レジ混雑時の対応としては間違っていないかもしれませんが、後から考えればすぐに答えられる内容だったのであらかじめ予習しておくと良いでしょう。実際、1週間に最低でも1度は聞かれるほどnanacoカードを使用するお客様も多く、業務に直接関わる内容です。しっかりとしたマニュアルやコールセンターもあるので、調べることは簡単ですよ。
お客様が求めていることは速さと丁寧さ。接客を重視しよう!
セブンイレブンでのバイトで覚えることは確かに少なくありませんが、かといってそれほど多くもありません。ですが、お客様が求めていることは非常に多いと言えます。
それは最初にもある業界トップの座に位置しているだけあり、消費者のニーズも多種多様化しているからです。セブンだけで販売している商品やサービス、そして接客の質がお店を作っていると言っても過言ではないので、アルバイトといってもそれなりの対応が求められることもあります。
では何を覚えればいいのか。レジ打ちのスピードや正確さ、お客様からの質問への返答など最大手らしい毅然とした行動を心がけましょう。実際のオペレーションは難しいところもほとんどなく、元気で明るい接客ができることが一番大事です。
セブンイレブンには、研修がしっかりあるので、安心してバイトに応募してみてください。
セブンイレブンのバイトは覚えることが多いって本当? まとめ
1.特別な業務はないのでレジ打ちや品出しなどをしっかり覚えよう!
2.nanacoカードの使い方は、最初苦労するかもしれませんが、アルバイトをする際には必要な知識です。確実にマスターしよう。
3.お客様が求めることに対してしっかり対応しよう。元気に明るく対応できれば特に問題はないですよ。
セブンイレブンのアルバイトは難しい、覚えることが多いという声は、それだけコンビニ業界で各方面から期待されている証でもあります。実際の業務はマニュアル化や簡素化されていてスムーズに取り組めるので、お客様への対応を意識して働くことが一番のポイントです。