手作りを大事にしているミスタードーナツ。


最近はドーナツだけじゃなくて、飲茶やホットドッグなどごはん系にも力を入れていて、メニューが豊富です。

そんなミスドのバイトはきついのでしょうか?

数年間ミスドの接客スタッフとして働いた私が、実体験をもとに、大変だったこと/楽しかったことをお伝えします!

 

ミスドでバイトをしていて大変・きついと感じたことはどんなこと?

●最初の研修でビシバシ鍛えられる

他のアルバイトに比べると、最初の研修がしっかりしている方だと思います。

声の大きさ、接客用語(敬語)、立ち振る舞いのスピード、トレイに乗せるドーナツ皿の向き、テイクアウトのドーナツを箱に詰めるときのドーナツの順番…と、覚えることがいっぱいあるんですよね。

 

上記内容を含め、スタッフが覚えるのマニュアルがあるので、まにゅあるどおりに出来るように指導があります。

社会人経験や、似たようなアルバイト経験がある方であればそうでもないのかもしれないですが、初めてアルバイトする学生さんにとっては、最初が大変かな、と思います。

それだけ基本を大切にするところなので、ゆるい所を求めている方には向かないかもしれません。

逆に、初めてのアルバイトの方や、しっかりした所で働きたい方には向いていると思います!

 

●意外と体力がいる
例え4時間のシフトだとしても、意外と体力消耗します。

立ち仕事ですし、ドーナツやそれ以外の商品の補充分の段ボールの整理や開封といった力仕事も多少ある点が大変です。

全く動かない立ち仕事よりは、働いているときの疲労は感じにくいのですが、家に帰ったらいつもぐったりしていました。

ですが疲れにくいようにバイト中に無駄な動作をしないようにするといった工夫や、帰ったら足を温めるケアをするなど、少し工夫をすれば軽減されます。

 

●髪は暗く、爪は短く!

飲食業なので、衛生面は厳しいです。髪を明るくしたい!ネイルしたい!と思っていても、なかなかできません。

 

ミスドでバイトをしていて良かった/楽しいと感じたことはどんなこと?

 

●社会人として、接客の基本のふるまいを身につけられる

最初の研修が(特に初めてアルバイトをするような方には)厳しい分、得られることもそれだけ多いです。

社会人として、接客業の一員として基本のふるまいを身につけることができます。

 

●性格が明るくなる?!

私はもともと内向的で恥ずかしがり屋で人と話すのが苦手な性格ですが、ミスドのバイトをとおして、それが少し克服できたと感じています。

人と話すことに怖さを感じなくなりました。

またミスドではスピードを重視していますので、バイトでてきぱきと動くうちに、私生活でもいつのまにかてきぱきと動くようになりました。

●ブラックコーヒーが飲めるようになる

休憩時間にコーヒーを頂けることがあります。

もともと匂いから苦くて苦手なので最初は飲んでいませんでした。

けれどたまに飲んでいるうちに、自然とブラックコーヒーが飲めるようになりました。

やっぱりブラックが飲めると、ちょっと大人気分になれます!

 

●バイトをとおして友人ができる

ミスドで色んな方と一緒に働きましたが、どの方も優しくて思いやりのある良い方ばかりでした。

シフトが入っていない日にはスタッフさんとランチやお出かけに行くこともありました!

 

●新商品のドーナツを試食できることがある

たまに新商品のドーナツを試食できます!大体美味しくて最高です!笑

試食して、美味しいポイントを整理して、実際に販売する際にお客さまにお伝えしています!

 

●男女ともに和気あいあいと仕事ができる

ミスドの店員さんは女性が多いと思ってる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

実は男性の方もたくさん働いていらっしゃいます。

私のこれまでの経験でお伝えすると、男性スタッフの割合は、キッチンスタッフだと男女半々くらいで、接客スタッフだと2,3割が男性、清掃スタッフだと9割が男性の方でした。

(接客スタッフは、お昼の時間は主婦が働いている場合が多く、夕方~夜にかけて男女問わず学生やフリーターなどが働いている場合が多いです。)

それぞれスタッフの役割は違っても互いに協力する機会が多いので、男女ともに和気あいあいと働けました!

 

●接客トークが磨かれる

接客の基本動作や立ち振る舞いは決まっていましたが、接客トークは人によってさまざまでした。

私は少しでもトークで商品を手にとってもらえたら嬉しいな、と思い常におすすめ商品の接客トークを考えていました…

社会人になっても役にたっているスキルです。

 

●希望すればミスドの接客コンテストに出場できる

「フレンドシップフェスティバル」というコンテストをご存じの方は少ないのではないのでしょうか?

フレンドシップフェスティバルとは、簡単に言うと、ドーナツづくり/接客部門のそれぞれで技術と知識を争う、ミスドスタッフの年1回の全国大会です。

優秀な成績を収めた方にはブラックキャップが贈呈されます。

(もしかしたらお店で見かけたことがある人もいるかもしれませんね)

アルバイトでこういったコンテストに参加できるというのは貴重だと思います。

もし、優秀な成績を収められたら自分の自信につながりますし、学生さんだったら就職活動でのアピールにもなりますよね。

またこういった、働くモチベーションが上がるようなコンテストを設けているアルバイトができてよかったなと思います。

●希望すればミスドの改善発表会で発表できる

コンテストのほかにも、改善発表会なるものが各地域で定期的に開催されます。

自分や、自分が職場の皆とお店の中で何か工夫した/改善したことを発表する場です。

普段頑張っていることを発表する機会が設けられている所も貴重なのではないでしょうか?

アルバイトといえど、社会人の一員としてコミットしていける点がミスドの良い所だと思います。

 

まとめ

・最初の研修がしっかりしている

・体力仕事なので、疲れにくい工夫や身体のケアがおすすめ

・ブラックコーヒーが飲めるようになるなど、プチラッキーが多い

・頑張った成果を発表できる機会が十分に設けられている

 

ミスドは、時給は低いところが多いかもしれません。

ですが、頑張った成果を発表できる機会が設けられているという所が、ミスドのバイトの魅力だと思います。

また思いやりの心を互いで持ち合い、イキイキと働くことができる職場がミスドだと考えます!